「電気化学を活用した分散型カーボンニュートラルシンポジウム」のご案内
かけがえのない地球を次の世代へ繋ぐためには、手段を尽くしてカーボンニュートラルの達成を目指していかなければなりません。そのためには、再エネの安定電源化、CO2回収資源化による物質合成・食料合成などの施策が必要となります。地球規模のサプライチェーン構築も重要となりますが、今後の国内の大幅な人口減や排出量分布拡大を考えると、これらを自立分散型で達成していくことは重要な課題です。
理研はこれらの重要課題に対し、電気化学をベースとするシステムケミストリーを中核におき、関連研究機関や幅広いバリューチェーンを構成する企業群と協力しながら、研究開発と社会実装を目指した取り組みを推進してまいりました。
今回のシンポジウムでは、「分散型水素システム(社会実装研究会)」と「都市型DAC-Uシステム(NEDOムーンショット目標4)」に関連する企業、研究機関、自治体の方々を一同に会し、参画機関の相互連携強化、及び研究開発と社会実装活動の発展を目的として、共通課題であるカーボンニュートラル技術と導入後の経済を含めた社会的波及効果を取り上げます。研究開発、社会実装活動における様々なシナジー効果を期待しております。
当日は会場とONLINE にて同時開催します。この機会に是非ご参加を検討いただけると幸いです。
▼タイトル:電気化学を活用した分散型カーボンニュートラルシンポジウム
▼開催日時:2022年12月16日(金)13:30~17:00(3.5h)※開場13:00
▼開催方法:ハイブリッド開催(リアル会場+ONLINE)
▼開催場所:早稲田大学 日本橋キャンパス
【メイン会場】ホール、【サテライト会場】教室8
東京都中央区日本橋1-4-1 COREDO日本橋5階(日本橋駅直結)
https://wasedaneo.jp/access/
▼参加費:無料
▼対象者:分散型水素システム「社会実装研究会」会員、都市型DAC-Uシステム「ムーンショットPJ」関連機関、
企業共創会員(かなえ共創会員含む)、理研と未来を創る会、関連する企業・研究機関・省庁・自治体の方
▼主 催:理研鼎業
▼協 力:理研と未来を創る会
▼プログラム:
1)開会挨拶:理研鼎業 油谷 好浩 社長(元東芝エネルギーシステムズ社長)
趣旨説明:理研鼎業 半田 敬信(共同研究促進部)
2)基調講演①:エネルギー安定供給の確保とカーボンニュートラル社会を実現するためのイノベーションについて
東京大学 松橋 隆治 教授
3)基調講演②:グリーンエネルギー経済への移行と経済成長
京都大学 諸富 徹 教授
4)講演①:固体高分子型水電解とその地域分散型エネルギーシステムへの応用
理化学研究所 藤井 克司 研究員
5)講演②:CO2の回収・資源化システム:カーボンニュートラルの切り札となるか?
東京大学 杉山 正和 教授
6)講演③:電気化学的手法をベースとするCO2の資源化 ~燃料・原料・食料の生産~
大阪大学 中西 周次 教授
7)閉会挨拶:理化学研究所 和田 智之 チームリーダー
▼ちらし:こちらからダウンロードできます(PDF1.5mb)
▼お申込みはこちらから ☞ https://forms.office.com/r/NYYVgU2vyu 【募集は締切ました】
参加者向け資料(要パスワード)
本件に関するお問合せ
株式会社理研鼎業 共同研究促進部
分散型水素システム「社会実装研究会」 (suisobunsan@innovation-riken.jp)
都市型DAC-Uシステム「NEDOムーンショットPJ」産業連携問合せ(dacbunsan@innovation-riken.jp)