【1/21開催】第9回 理研イノベーションセミナー<会員限定> (申込締切:1/18)

   

理研鼎業では、理化学研究所の研究成果を新たな事業の創出につなげ社会へ還元することを目指し、企業様との共創活動を行っています。
共創活動の一環として実施する理研イノベーションセミナーでは、研究センターごとに、センター長とセンターを代表する2名の研究者から研究領域のトレンドや研究内容、応用分野の情報を提供しています。

第9回は、仁科加速器科学研究センターのご紹介となり、櫻井 博儀センター長から組織の全体概要と代表的な取り組みについて、阿部 知子副センター長から重イオンビーム照射による品種改良法開発について、羽場 宏光室長から様々な応用研究に役立つ理研RI(ラジオアイソトープ)についてお話しします。

本セミナーは、「企業共創企業」、「理研と未来を創る会」の方にオンライン配信にてご聴講いただけます。

開催概要

開催日時2022年1月21日(金)16:00-18:00
講演者理研 仁科加速器科学研究センター
講演1:センター長 櫻井 博儀
講演2:副センター長 / イオン育種研究開発室 室長 阿部 知子
講演3:RI応用研究開発室 室長 羽場 宏光
タイトル第9回 理研イノベーションセミナー <仁科加速器科学研究センター>
参加対象企業共創企業、理研と未来を創る会
申込方法事前申込制。本ページの申込フォームからお申し込みください。 【申込締切:1/18】
ちらし

こちらからダウンロードいただけます。  (PDF 851KB)

注意事項・法人メールアドレスにてお申し込みください。
・ライブ配信は、zoomで実施予定です。
・参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。
・お申込みいただいた方には、開催前日までにメールで接続情報をお知らせします。
・本セミナーの録画、録音、撮影は禁止しております。
・非居住者の方のご参加はご遠慮いただいております。

講演内容

理研 仁科加速器科学研究センターの研究活動内容をご紹介します。

 


櫻井 博儀 Hiroyoshi SAKURAI
仁科加速器科学研究センター センター長

元素を自在に変換する重イオンビームと関連技術
仁科加速器科学研究センターは、重イオンビームを利用した「元素変換」の科学と技術開発を推進し、研究成果を社会に還元して、人類社会の抱える環境・エネルギー・資源の問題を解決することを目指しています。本講演では、センターの概要と代表的な取り組みについてご紹介します。

 


阿部 知子 Tomoko ABE
仁科加速器科学研究センター 副センター長/イオン育種研究開発室  室長

『重イオンビームを用いて新しい品種を創る』
重イオンビーム照射による品種改良法開発は、共同研究の成果として38種の植物と2種の清酒酵母を上市しました。花き植物から始まった実用化は、野菜・果樹・微細藻類・動物性プランクトンなどに拡がりつつあります。本講演では、これらの取り組み状況についてご説明します。

 


羽場 宏光 Hiromitsu HABA
仁科加速器科学研究センター RI応用研究開発室  室長

『新元素でがん治療~RIBFがつくるラジオアイソトープ~』
ラジオアイソトープ(RI)は、トレーサーや放射線源として、物理学、化学や生物学の基礎研究から医療、農業、工業などの応用分野にわたり幅広く利用されています。我々は、理研RIビームファクトリーの重イオン加速器を用いて、これまで100種類以上のRIの製造技術を開発してきました。本講演では、新元素の化学から、がんの診断治療まで、様々な応用研究に役立つ理研RIについて解説いたします。

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本件に関するお問合せ

株式会社理研鼎業 かなえ共創事務局
Email: kanae@innovation-riken.jp