【6/20開催】第18回 理研イノベーションセミナー<会員限定>(申込締切:6/15)
理研鼎業では、理化学研究所の研究成果を新たな事業の創出につなげ社会へ還元することを目指し、企業様との連携活動を行っています。
活動の一環として実施する理研イノベーションセミナーでは、研究センターごとに、センター長とセンターを代表する研究者から研究領域のトレンドや研究内容、応用分野の情報を提供しています。
第18回は、抜きんでた基礎研究成果を生み出し日本の戦略的研究プロジェクトの芽となる研究を開拓する「開拓研究本部」のご紹介です。加藤礼三副本部長から組織の全体概要と代表的な取り組みについて、渡邉力也主任研究員から次世代の感染症対策に資する迅速遺伝子検査法について、田中克典主任研究員から生体内合成化学治療について、萩原将也理研白眉研究チームリーダーからオルガノイドと生体チップを繋ぐ創薬プラットフォームの構築についてお話しします。
本セミナーは、「かなえ共創会員※」、「理研と未来を創る会会員」の方にオンライン配信にてご聴講いただけます。
※会員登録いただいていない企業の方は、申込フォームよりお申込みいただくことでご聴講いただけます。
開催概要
開催日時
タイトル
講演者
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参加対象
申込方法
ちらし
注意事項
2023年6月20日(火)16:00-18:10
第18回 理研イノベーションセミナー <開拓研究本部>
理研 開拓研究本部
講演1:副本部長 加藤 礼三
講演2:渡邉分子生理学研究室 主任研究員 渡邉 力也
講演3:田中生体機能合成化学研究室 主任研究員 田中 克典
講演4:萩原生体模倣システム理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー 萩原 将也
かなえ共創会員、理研と未来を創る会会員
※会員登録いただいていない企業の方は、申込フォームよりお申込みいただくことでご聴講いただけます。
事前申込制。本ページの申込フォームからお申し込みください。 【申込締切:6/15】
※こちらからダウンロードいただけます。 (PDF 891KB)
・法人メールアドレスにてお申し込みください。
・ライブ配信は、zoomで実施予定です。
・参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。
・お申込みいただいた方には、開催2日前までにメールで接続情報をお知らせします。
・本セミナーの録画、録音、撮影は禁止しております。
・非居住者の方のご参加はご遠慮いただいております。
講演内容
理研 開拓研究本部の研究活動内容をご紹介します。
加藤 礼三 Reizo KATO
理研 開拓研究本部 副本部長
新たな科学の創成を目指して:Science A to Z!
開拓研究本部は、主任研究員研究室と理研白眉研究チームとから構成され、多様な分野(物理、化学、生物、工学)において、時代に先駆けた新しい科学の創成を目指しています。 今回はライフサイエンス関連分野の研究をご紹介します。
渡邉 力也 Rikiya WATANABE
理研 開拓研究本部 渡邉分子生理学研究室 主任研究員
次世代の感染症対策に資する迅速遺伝子検査法
昨今の新型コロナウイルス感染症の流行にともない、感染症対策において、ワクチン・治療薬に加えて、新しい検査法の開発が必要とされています。私たちは、細菌の免疫システムを司るCRISPR-Casタンパク質を用いて、ウイルスの遺伝子を一個ずつ識別して、9分以内に自動で検出できる新しい検査法を開発しました。今回は、新しい迅速遺伝子検査法の開発背景から将来展望に至るまで、お話しいたします。
田中 克典 Katsunori TANAKA
理研 開拓研究本部 田中生体機能合成化学研究室 主任研究員
生体内合成化学治療
私達は、体内で薬を作ることにチャレンジしています。薬の「もと」となる安全な分子を体の中に入れ、がんの現場で薬を作り上げ、その場所で薬効を効かせてがんを治します。この方法によって、これまでに副作用が強すぎて使えなかった薬が再び使えるようになると考えています。
萩原 将也 Masaya HAGIWARA
理研 開拓研究本部 萩原生体模倣システム理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー
Cube-in-a-Chip: オルガノイドと生体チップを繋ぐ創薬プラットフォームの構築
幹細胞からミニ臓器を構築するオルガノイドと、人工流路で血流を模した生体チップ、この2つの技術を実用レベルで繋ぐ新たな創薬モデルとなるプラットフォームを紹介します。
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本件に関するお問合せ
株式会社理研鼎業 かなえ共創事務局
Email: kanae@innovation-riken.jp