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第3回理研鼎業イノベーション交流会では、理研の大型放射光施設の「SPring-8」、X線レーザー施設の「SACLA」を見学しました。見学後には交流会を実施し、会員企業の皆様と理研鼎業コーディネーターが直接交流できる貴重な機会となりました。当日の様子をレポートします。
●SPring-8/SACLAについて
SPring-8は世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設であり、SACLAは瞬間的な原子や分子の動きが捉えられるようレーザーを作り出す施設です。SPring-8及びSACLAでは放射光を用いてナノテクノロジーやバイオテクノロジー、産業利用まで幅広い研究を行っています。
●見学会
初めにSPring-8/SACLA の施設説明を受けた後に施設見学を行いました。普段見ることができない管理区域まで見学することができたため、大変有意義な時間となりました。
●理研シーズ紹介
見学会後は、理研鼎業知財・ライセンス部より理研シーズの紹介を行いました。26の最新の研究シーズを共有し、参加企業が興味のある分野・研究内容の意見交換も行うことができました。
●自社紹介
次に、参加企業からそれぞれ5分で自社紹介のプレゼンがありました。参加企業10社の内3社が初参加でしたが、自社の事業内容や得意分野について共有いただきました。
●全体交流
最後に、全体交流を行い閉会となりました。
参加者からは、
「なかなか見ることのできない施設を現地で解説を伺いながら見学できたことは非常に有意義でした」
「もともと関心のある分野のシーズ紹介だったので興味深く聞けました」
「同じ中小企業として色々と頑張っている異業種企業を知ることができました」
との感想が寄せられています。
本イベントが皆様の事業の役に立つことを願っております。
本件に関するお問合せ先
かなえ共創事務局 kanae@innovation-riken.jp